プロフィール
鎌倉ドゥローイング・ギャラリー
今年100歳を迎えた染色家・柚木沙弥郎による原画・版画作品のオンライン展示販売会を期間限定にて行います(期間:2022年11月1日〜2023年1月11日まで)。
・「旅の歓び : 柚木沙弥郎画集」のためのドローイング原画
・「型染画プリントに手彩色」エディション版画
・ 「画集・宮沢賢治遠景」エディション版画
柚木沙弥郎(1922〜)は東京出身の染色家。民藝との出会い、芹沢銈介のカレンダーとの出会いを通じて染色の道に進む。1950年より女子美術大学で指導にあたり、1987年には学長に就任。染色、版画、絵本、立体など多様な制作に取り組む。2022年に100歳を迎え、「柚木沙弥郎の100年(女子美アートミュージアム)」や「柚木沙弥郎 新作リトグラフ展(IDEE)」などが本年度開催。
ー 柚木沙弥郎 YUNOKI SAMIRO ー
1922年 東京・田端生まれ。1942年 美術史を学ぶため、東京帝国大学入学。翌年学徒動員。復員後、1946年 大原美術館に勤務。そこで芹沢銈介のカレンダーに出会う。1947年 芹沢に弟子入り。芹沢より静岡・由比町の正雪紺屋を紹介され、技法を学ぶ。1949年 国画会に初出品。1953年 国画会会員となる。日本民藝協会展にて個人賞受賞。1987年 女子美術大学・女子美術短期大学学長に就任。2014年 フランス・パリ国立ギメ東洋美術館で「柚木沙弥郎展」開催。