津軽びいどろ

~職人の想いの結晶、津軽びいどろ~
1949年、津軽びいどろは漁業用の浮玉(うきだま)を製造し始めたメーカーである北洋硝子から始まりました。

やがて北洋硝子が吹き上げる浮玉は、他メーカーと比較しても高い品質を誇るとして評価されてきました。浮玉製造で培った「宙吹き」などの技術を用いたハンドメイドガラスブランド、「津軽びいどろ」が誕生しました。

「津軽びいどろ」は、坩堝の中の真っ赤にとけた1500度の灼熱な世界から始まります。
吹き竿で巻き取られたガラスは、津軽の職人たちの巧みな技術と技法によって、手づくりならではの柔らかな形にひとつひとつ仕上がっていきます。
青森の自然を連想させる優美な色や職人による熟練の技法。
青森の伝統工芸品の指定を受ける津軽びいどろのガラス製品には、いつまでも眺めていたくなるような透明感のある美しさがあります。
そして、現在では“青森県伝統工芸品”の指定を受けるまでに至っています。
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